米大リーグ機構(MLB)公式サイトは22日(日本時間23日)に、MLB公式オークションサイトで21日(同22日)に13万210ドル(約1432万3100円)で落札されたエンゼルスの大谷翔平投手(27)の今年のオールスター戦ユニホームが「2001年からのMLBオークションで最も高額なアイテムになった」と発表した。ア・リーグの紺色モデルで試合では着用していないが背番号17の上に直筆サインが入っている。

 同サイトは「大谷は今シーズンこれまでにない偉業を成し遂げてきたが、彼のユニホームも記録を更新している」と驚きを交えて報じた。これまでの記録は18日(同19日)に落札された29、30号を2打席連発した2日(同3日)のオリオールズ戦で大谷が着用した白いユニホームの12万1800ドル(約1333万円)だった。

 オールスター戦のユニホームの落札額2位はブルージェイズのゲレロの8520ドル(約93万7200円)で15倍超の大差を付けた。

 大谷はメジャー4年目でオールスター戦ファン投票のDH部門で初選出されると、選手間投票では先発投手部門で5位に入り、史上初のリアル二刀流で出場。打者では2打数無安打だったが、先発登板して1回無失点で日本選手2人目の勝利投手になった。