エンゼルスの大谷翔平投手(27)は7日(日本時間8日)に本拠地アナハイムでのレッドソックス戦に「2番・DH」で先発出場し、5回に決勝弾となる3試合ぶりの32号を右翼席中段に放ち、4打数2安打1打点。2004年にヤンキースの松井秀喜が記録した31本塁打の日本人選手シーズン最多本塁打記録をチーム86試合目で更新した。
5回先頭で左腕ロドリゲスの内角チェンジアップを捉えて右翼席中段に運んだ。自打球を2度当て、痛みに表情をゆがめた直後の一発だった。
試合後、大谷はオンライン会見で快挙を振り返った。
――松井秀喜さんの記録を塗り替えた意味は
「前回言った通り、子供のころからずっと見ていたので、光栄だなと思います」
――松井秀喜さんからコメントを寄せられた
「素直にうれしいですし、わざわざコメントしていただけるのもうれしいなと思います。まだまだ打てるように、期待に応えられるように頑張りたいなと思います」
――記念ボールはどうするのか
「まだ何も決めていないです」
――自打球2球は
「足首とヒザです。大丈夫だと思っています」
――自打球の影響は
「結果的に打っているのでなかったかと思うんですけど、厳しいところにやっぱり来ているので、その分差し込まれたりしたらそういう自打球になるのかなと思います」
――レッドソックスとの3連戦に勝ち越した
「素晴らしいチームなので、僅差のゲームを取れたっていうのはチームとしての自信になるかなと思います」
――オールスター戦に一緒に出場するウォルシュが2打席連続本塁打
「左バッター、チームでもあまりいないので、今日みたいに後ろで守ってくれる心強い選手だなと思います」