エンゼルスの大谷翔平投手(27)は6日(日本時間7日)に本拠地アナハイムでのレッドソックス戦に今季10度目のリアル二刀流となる「2番・投手」で先発し、初回に1失点したが、直後の打席で右越えに同点適時打を放った。

 初回のマウンドは先頭ヘルナンデスに右翼線二塁打を許し、一死三塁で3番マルティネスの左犠飛で先制点を失った。

 直後の初回無死二塁で相手先発の右腕イオバルディと対戦。1ストライクからの2球目、89・5マイル(約144キロ)の真ん中低めのスプリットをフルスイング。107・5マイル(約173キロ)の弾丸ライナーは右翼フェンスにワンバウンドで直撃する同点適時二塁打となった。その後、二死三塁で女房役のスタッシが左翼に勝ち越しの6号2ランを放って、1回を終わって3―1とリードした。