マリナーズの菊池雄星投手(30)が1日(日本時間2日)の敵地ブルージェイズ戦に先発登板。7回1失点と好投し、今季6勝目(3敗)をマークした。

 立ち上がりこそ先頭打者本塁打をセミエンに浴びてしまったものの、その後は散発の5安打、6三振を奪う好投で、チームの7―2の勝利に貢献した。大谷と激しい本塁打王争いを展開中で、大谷の28本塁打を2本差の26本塁打で追うゲレロに対しても、3打数無安打1四球。一発を許すことなく、花巻東の先輩として面目を保った格好となった。菊池と大谷は今季の6月5日(日本時間6日)に対戦しており、大谷が16号ソロ本塁打を放っている。

 これで今季の菊池の防御率は3・18。このところ自身5連勝と安定感ある投球内容が続いており、チームに欠かせない存在となっている。