松井がジーターと共同でレイズ買収か

2014年11月17日 16時00分

背番号55のユニホームでOB戦を楽しむ松井氏

 海の向こうでゴジラの今後に関する“仰天シナリオ”が浮上している。東日本大震災の復興支援を目的とした巨人と阪神のOB戦が16日、コボスタ宮城で行われ、巨人OBの松井秀喜氏(40)が「3番・右翼」で先発出場。久しぶりに背負った背番号55のユニホームで4打数4安打1打点の大当たり。ファンも大喜びだったが、これで巨人復帰に拍車がかかるかといえばそうでもない。なんと米球界では、ヤンキース時代の盟友デレク・ジーター氏(40)との驚きの「再合体」がささやかれている。

 

 やはり役者が違った。球場のボルテージが最高潮に達したのは、2回二死一、三塁で迎えた松井氏の第2打席だ。かつて「松井キラー」として名をはせた遠山奨志氏から右翼フェンス直撃の豪快な適時二塁打を放ち、衰えない“ゴジラパワー”の健在ぶりを見せつけた。

 

「打った瞬間、行ったかなあと思ったんですが…。やっぱり現役の時とは違う。もうひと伸びするパワーはなかったです」

 

 そうは言っても、4打数4安打1打点の活躍で巨人OBチームを10―0の大勝に導いたのだから「さすが」の一言。しかも背番号55の巨人のユニホーム姿で実に12年ぶりの“実戦復帰”を果たしたとあれば、おのずと監督、もしくはコーチとしての古巣復帰への期待も高まってくる。

 

 しかし松井氏の巨人に対するスタンスは何ら変わりないようだ。球団上層部からは今年に引き続き来春キャンプでの臨時コーチ就任も待ち望まれているが、松井氏は「そういう予定はないですね、今のところは」とキッパリ。これまでのスタンスと同じく“古巣との急接近”を必要以上にあおられることを好ましく思っていない様子だった。

 

 そんななか、何とも気になる米国発の怪情報が持ち上がっている。松井氏がかつての盟友であるジーター氏とともに「近い将来、メジャーリーグ球団のレイズの買収に動くのではないか」というのだ。確かにジーター氏は引退後のプランについて「次のゴールは球団オーナーになること」と発言していたが、いったいどういうことなのか? 米有力メディアの関係者がウワサの真相を解説する。

 

「ジーター氏が買収のターゲットにしているのはレイズ。理由はレイズの本拠地タンパを彼がこよなく愛し、自宅を保有していることだ。ただメジャー球団買収には少なく見積もっても、10億ドル単位の額が必要になる。いくら『5億ドル(約581億円)の資産がある』と言われるジーター氏でも、1人の力では無理。だから共同オーナーとしてともに出資する複数のパートナーを水面下で探している。その有力候補者の1人がレイズに所属していた経歴も持つ松井氏ともっぱらなのだ」

 

 名門ヤンキースでともに戦い、同い年でもある2人には今もホットラインがある。しかも松井氏が20年間の現役生活で稼いだ日米の年俸総額は推定で約120億円。無駄遣いはしないタイプでもあり、CMなどの副収入も合算すれば、相当額の資産を保有しているものと思われる。もしジーター氏が本気でレイズ買収を目指すのなら、パートナーとしては打ってつけの存在だ。

 

 2012年に米プロバスケットボールの元スター選手であるマジック・ジョンソン氏らのグループがドジャースを20億ドル(約1660億円=当時)で買収したのは記憶に新しいが「ジーター氏も、その買収モデルを目指しているようだ」(前出の関係者)。

 

 元メジャーリーガーではカル・リプケン・ジュニア氏が米マイナーリーグチームのオーナーを務めており、野茂英雄氏も日本で社会人野球チームを設立しているが、仮にジーター氏と松井氏らの「レイズ買収」が実現すればそのインパクトは比較にならない。まさに驚天動地のビッグニュースとなる。