米大リーグ機構(MLB)は14日(日本時間15日)、7月13日(同14日)にロッキーズの本拠地クアーズ・フィールドで開催されるオールスター戦のファン投票の第1回中間結果を発表し、エンゼルスの大谷翔平投手(26)はア・リーグのDH部門で52万6608票を得てトップだった。

 2位はレッドソックスのマルティネスが29万3757票を獲得しているが、約23万票リード。3位はアストロズのアルバレスで14万3091票となっている。

 両リーグトップはア・リーグ一塁手部門のブルージェイズのゲレロで85万7956票。13日(同14日)時点で打率3割4分4厘、21本塁打、55打点で3冠王を独走している。同2位はナ・リーグ外野手部門のブレーブスのアクーニャで83万4287票、同3位はア・リーグ外野手部門のエンゼルスのトラウトで70万6503票、同4位がナ・リーグの遊撃手部門のパドレスのタティスで70万1251票だ。

 22歳のゲレロ、23歳のアクーニャ(18本塁打)、22歳のタティス(19本塁打)はいずれも2世選手で「3人のジュニア」と注目されている。

 24日(同25日)までの1次投票で選ばれた各部門の上位3人(外野手は上位9人)が27日(同28日)に発表され、28日(同29日)から行われる最終投票の結果は7月1日(同2日)に発表される。MLBのオールスター戦のファン投票は野手に限られ、選出されればスタメンに名を連ねる。選ばれればイチロー、松井秀喜、福留孝介に続き4人目でDHとしては初となる。

 大谷は日本選手初の本塁打競争への出場も期待されている。