投手陣再建が課題のレッドソックスは金子に熱視線

2014年11月03日 16時00分

金子の去就はどうなる?

 今オフのメジャー移籍の可能性を模索しているオリックス・金子千尋投手(30)に、昨年の世界一軍団・レッドソックスが早くから動向を追いかけている。

 昨年のワールドシリーズ制覇から今季、地区最下位に沈んだレ軍は投手陣再編がオフの補強の最優先課題。春先から5枚の先発ローテーション投手のうちバックホルツ以外の4枚がFAとなる特殊なチーム事情を抱えていた球団は早くから広島・前田健太、オリックス・金子を徹底マーク、アジア地区担当スカウトから米本国から来た幹部クラスまで複数人によるクロスチェックを入念に行っていた。

 レ軍に近い関係者は「おそらく球団のファーストプライオリティー(最優先事項)はトレードでオークランド(アスレチックス)に放出した左腕エースのジョン・レスターを買い戻すこと。そして日本球界からローテーションの3、4番手になれる右腕投手を獲得することです」と今オフのチェリントンGMの補強方針を推測。当初「金子は移籍しても日本国内限定」の情報で広島・前田中心に調査を進めていたレ軍だが、前田の移籍が難しくなり金子のメジャー志向が表面化したことで2人の序列も入れ替わっているという。

「金子の評価は前田と同様、中4日のメジャーローテーションは体力的に難しいかもしれないが、うまく休ませながら使えば年間180イニング程度は投げてくれる投手というもの」(前出関係者)

 資金力ではヤンキースにひけを取らない金満球団の先発投手需要は金子の代理人、アーン・テレム氏も熟知している。沢村賞右腕には大チャンスといった状況だが、果たして…。