米大リーグ機構(MLB)は26日(日本時間27日)にセクハラ疑惑で調査中だったエンゼルスのミッキー・キャロウェー投手コーチ(46)を無資格リスト入りさせたと発表した。

 MLBのマンフレッド・コミッショナーは今回の処分について「ミッキー・キャロウェーによるセクハラ疑惑の調査を終えました。全ての証拠を検討した結果、キャロウェー氏がMLBの方針に違反したと判断しました」との声明を発表した。無資格リスト入りは即日実行され、2022年シーズンが終わるまで継続されるという。

 この発表を受け、エンゼルスは「我々は直ちにミッキー・キャロウェーのエンゼルスでの雇用を終了します。MLBの真摯な調査に感謝し、その決定を支持します」との声明を発表した。

 キャンプ開始前の2月1日(同2日)に米スポーツサイトのアスレチックが、キャロウェー氏が過去に女性記者に対し、不適切な画像を送るなど、不適切な行為を5年以上にわたって続けていたと報じたことで発覚。エンゼルスは翌2日(同3日)に職務停止処分を発表し、MLBによる調査に全面的に協力することを約束していた。