「大谷は“人造人間”」対戦相手の主砲が絶賛

2021年05月25日 11時00分

大谷を絶賛したオルソン(ロイター=USA TODAY)

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)は本拠地アナハイムで23日(日本時間24日)に行われたアスレチックス戦で3―4の7回一死満塁で代打で出場し、同点犠飛を放ち、そのまま右翼守備に就いた。チームは6―5で勝ち、大谷がフィールドで勝利を見届けたのは米で初だった。

 マドン監督は大谷が守備に就いたことは想定外だったとし、チームメートも驚いたという。左翼を守っていたアップトンは試合後のオンライン会見で「少し緊張するよ。彼が守備ができないからではなく、フィールドにいられるように気をつけないといけないからね。レイジー(怠惰)なフライボール、そう、フライがいい。ダイブさせちゃダメ、すごい送球をさせちゃダメ、フライボールがいいんだ、ってずっと思っていたよ」と明かした。

 対戦相手アスレチックスの地元紙サンフランシスコ・クロニクル(電子版)は「アスレチックスは大谷の打撃に感動、金曜日には本拠地でマウンドに立つ彼と対戦の可能性」との見出しで大きく報じた。「大谷翔平はエンゼルスの壮大な多次元の脅威」と表現するとこう続けた。「印象的な打撃スキルの次は、マウンドからの光り輝く投球を見ることになるだろう」。大谷は28日(同29日)にアスレチックスの本拠地オークランド・コロシアムで登板予定だ。

 主砲のオルソンは「クレイジー。僕らは大谷がまるで作られた選手のようだとよく冗談を言うけど、現実なんだもん。100(マイル=約161キロ)を投げ、本塁打を打って、信じられないほど(足が)速い、全てやる選手」と賛辞を贈る。

 22日(同23日)に対戦し、6回に右前二塁打、8回に中越え適時三塁打を打たれた右腕バジットは「人々は大谷を見て、その素晴らしさを実感していると思うけど、野球の観点からそれがどれだけすごいか、まださっぱり分かっていないと思う。彼こそがMVPの最有力候補。健康を維持できれば誰も見たことのない歴史的な偉業を達成できる」と大絶賛した。

 前回登板した19日(同20日)のインディアンス戦で直球の平均91・3マイル(約146・9キロ)は今季平均から5・3マイル(約8・5キロ)も遅く、米メディアは大谷の疲労を心配した。中8日のマウンドで球速は復活するのか。全米が注目している。  

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