レッドソックスの澤村拓一投手(33)は15日(日本時間16日)に敵地ミネソタ州ミネアポリスで行われたツインズ戦で、0―2の6回に2番手で登板し、ソロ本塁打を打たれてメジャー初失点を喫し、1回を1安打1失点、1三振だった。打者4人に18球投げた。チームは3―4でサヨナラ負けして連勝が9で止まった。

 先頭サノに対し、スライダーを2球続けてカウント1―1とした3球目、内角低めに食い込む95マイル(約153キロ)のストレートを体を開かずに左翼2階席に運ばれた。甘いボールではなく、技ありだった。メジャー6試合目の初被弾で痛恨の失点となった。メジャーデビューから続けていた連続試合無失点は5で止まった。

 しかし、続くケーブを97マイル(約156キロ)のストレートで二ゴロ、ジェファーズは96マイル(約154キロ)のストレートで見逃し三振、4人目のリドルは90マイル(約145キロ)のスプリットで遊ゴロに打ち取った。

 一発のショックを引きずらずに後続を抑えたことは収穫。次の登板が楽しみだ。