レッドソックスの澤村拓一投手(33)は13日(日本時間14日)にミネソタ州ミネアポリスでのツインズ戦で2―2の6回に2番手で登板し、1回を無安打無失点、1三振だった。5試合連続無失点で防御率0・00。勝敗は付かず、チームは4―2で勝った。前日の試合はミネアポリス近郊で黒人男性が警察官に射殺された事件の影響で延期されていた。

 先頭アストゥディーヨはカウント2―2からの6球目、内角高めの95マイル(約153キロ)のスプリットで詰まらせ、ゴロを打たせるも、遊撃手・ボガーツが一塁悪送球で出塁を許した。続くシモンズはカウント3―1から5球目のストレートを打ち返され、あわや顔面直撃と思われたが間一髪でよけると、二塁ベース近くにシフトしていた二塁手・アローヨがバックハンドで軽快にさばき、併殺打とした。3人目の左打者ケイブにはフルカウントから7球目、97マイル(約156キロ)のストレートを外角低めに投げて空振り三振に仕留めた。

 メジャー初登板から5回1/3を投げて無失点だが、さらに0を並べたい。