田中将の早期復帰に65%が「NO」

2014年08月13日 16時00分

【メリーランド州ボルティモア12日(日本時間13日)発】右肘靱帯の部分断裂で故障者リスト入りしているヤンキースの田中将大投手(25)は、雨天のため練習予定を変更。オリオールズの本拠地オリオール・パークのコンコースでキャッチボールを行った。ヤ軍のロスチャイルド投手コーチを相手に約15分間投げた。距離は予定通り約37メートルに延ばしたようだ。これで第3段階に入った。オリオールズ戦は試合前に中止となった。

 

 そんな中、米スポーツ専門局ESPNニューヨーク(電子版)は12日、「田中は、わざわざ復帰すべきなのか?」と題したコラムを掲載した。ヤンキースの現状を考察した上で、田中の今季中のカムバックに疑問を投げかけたのだ。

 

 田中は4日(同5日)に約18メートルの距離でキャッチボールを再開。患部に不安はないようで、順調に距離を延ばしている。今季中の復帰を目指している。同電子版は「エースの復帰は早くて9月中旬」とし、その時点でヤ軍がワイルドカード争いに参加していれば大きな戦力になるだろうが、脱落していれば「無理して投げさせる目的は何もない」と断じた。

 

 ヤ軍は前日の時点でア・リーグ東地区首位のオリオールズとは7ゲーム差で、ワイルドカード争いでも3ゲーム差の5位と苦戦している。「このロートル軍団にあって、田中はチーム再建の中心になる唯一ともいえる宝石。9月の意味のない試合で田中を投げさせてどうするんだ」と訴えた。

 

 同電子版では同時にアンケートを実施している。「ヤンキースは田中にリハビリを続けさせるべきか?」の質問に対し、日本時間13日午前9時の時点で「YES。プレーオフ進出の可能性があり、田中が必要だ」が35%、「NO。リハビリをやめて来季に備えるべき」が65%となっている。

 

 田中は今季中にマウンドに上がる気持ちでいるが、現時点では復帰は来季でいいと考えているファンが多いようだ。