田中37メートルキャッチボールへ

2014年08月11日 16時00分

【ニューヨーク10日(日本時間11日)発】右肘靱帯の部分断裂で故障者リスト入りしているヤンキースの田中将大投手(25)が11日(同12日)にキャッチボールの距離を約37メートルに延ばす。

 

 この日の田中は7日(同8日)から3日連続でキャッチボールしたため、ノースローだった。ヤンキー・スタジアムで行われたインディアンス戦の試合前にグラウンドに現れると、短い距離のダッシュを行い練習を終了させた。

 

 右肘の痛みを訴えた7月8日(9日)のインディアンス戦以来、初めて試合終了まで見届けると、その後は久々のスーツ姿でメリーランド州ボルティモアへ移動。約1か月ぶりにチームの遠征に同行した。

 

 そんなエースは11日からキャッチボールの距離を約37メートルに延ばし、リハビリは「第3段階」に突入する。

 

 患部の状態はすこぶる良好だ。約27メートルの距離で50球を投じた9日(同10日)の練習では、最後の10球で“ギアチェンジ”し、地を這うようなボールを披露したほど。それだけではない。メニューが終わったあとも、ヤ軍・ロスチャイルド投手コーチを座らせると直球をビシッ。遊び感覚とはいえ“おまけの1球”まで見せる余裕ぶりだ。田中は「繰り返してもしようがないので、しっかり治す方を優先したい」と慎重な姿勢は崩さないものの、不安は日々小さくなっている。

 

 約37メートルの距離で投げて患部に異変が起きないようであれば、「第4段階」の平地での投球練習に進む。今週末にも次の遠征地であるフロリダ州セントピーターズバーグでキャッチボール相手を座らせることになりそう。9月上旬の完全復帰へ向け順調だ。