大谷「2番・DH」で今季初のマルチ安打 開幕から6試合皆勤

2021年04月07日 11時00分

初回、先制2ランを放ったトラウト(左)を祝福する大谷(ロイター=USA TODAY)

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)は6日(日本時間7日)に本拠地エンゼル・スタジアムで行われたアストロズ戦に「2番・DH」で出場し、今季初のマルチ安打をマークした。初回に投手内野安打、8回に左前打を放ち、4打数2安打1盗塁だった。チームは2―4で敗れ、連勝は3で止まった。

 相手先発はメジャー通算209勝のベテラン右腕グリンキー。対戦は2019年8月23日の1度だけで、3打数無安打だった。フォーシーム、カーブ、チェンジアップで内と外、高低を揺さぶられてカウント2―2からの6球目、外角低めのチェンジアップにかろうじてバットに当てた。詰まった打球は一塁線を転がり、グリンキーが処理する間に俊足を飛ばして投手内野安打とした。すかさず二盗に成功するとトラウトの先制2ランで生還した。その際、トラウトの打球に向かって大谷が「バイバイ」と手を振る映像が米大リーグ公式サイトなどで紹介され、話題になっている。

 4打席目は8回二死無走者で回ってきた。マウンドはこの回から登板した2番手の右腕プレスリー。初球、内角のカーブを両腕をたたんで逆方向へ運ぶと打球は左前に落ちた。今季初のマルチ安打だ。大谷は一塁を回ると二塁をうかがう構えをみせた。

 マルチ安打に今季2個目の盗塁と躍動した大谷だがグリンキーの壁を崩すことはできず。3回先頭は1ストライクからの2球目、カーブにタイミングを外されて右飛。5回二死一塁はカウント2―2から真ん中低めのチェンジアップを打たされて投ゴロだった。大谷らしい打球はなく、術中にはまった。今後、どう攻略するか、対応力が試される。

 開幕から6試合皆勤した大谷。チームは4勝2敗と好スタートを切った。移動日を1日挟んで8日(同9日)からフロリダ州ダンイーデンでのブルージェイズ4連戦。どんな驚きを見せてくれるのか楽しみだ。

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