大谷「リアル二刀流」全米メディアが称賛「試合開始15分で全部やってのけた」

2021年04月06日 11時00分

三振を奪い雄たけびを上げる大谷(ロイター=USA TODAY)

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)がメジャー移籍後初めてリアル二刀流で出場して全米に与えた衝撃は一夜明けた5日(日本時間6日)も続いている。4日(同5日)のホワイトソックス戦に「2番・投手」で出場し、投手ではMAX101・1マイル(約163キロ)をマーク、打者では自己最長となる451フィート(約137・4メートル)の特大弾を放った。全米のメディアがトップニュースで報じた。

 地元紙オレンジカウンティー・レジスター(電子版)は「ケガで3年近く二刀流の活躍ができずにいた大谷翔平は、野球界にその才能を再認識させるのを待っていたが、それを試合開始15分で全部やってのけた」と大絶賛。

 ロサンゼルス・タイムズ紙は「マドン監督が『ただ投げて、打って、野球をしておいで』と伝えた大谷はまさにその通りにプレーし、まるでリトルリーグに戻ったかのようだった」と称賛するばかり。

 米スポーツ専門局ESPN(電子版)は「エンゼルスのスター、大谷翔平の二刀流は成功しているし、もっと見たい」と見出しを付け、「野球界は、もっとエキサイトする瞬間をつくろうと躍起になっているが、大谷ならどの選手よりもそれをつくる可能性を持っている。このような才能に制限をしてはならない。エンゼルスはその意見に大賛成だ」と二刀流を後押しした。

 米スポーツサイトのアスレチックも「大谷翔平は、野球における最高のアスリート」だと称賛。「15試合普通に先発登板ができれば、今季最大のストーリーとなり、2番目のストーリーは足元にも及ばないだろう」。チームメートのトラウトが健康な大谷なら投手として2桁勝利、打者として30本塁打以上と予測していたことを紹介し、「そんな高いレベルで投打することによる肉体的な負担は難しく見えるが、大谷が頑張るところを見るのは楽しい」と期待を寄せた。

 MLBネットワークの看板番組「MLB Now」ではゲストで出演したニューヨーク・ポスト紙の看板記者、ジョエル・シャーマン氏が「二刀流の挑戦の大ファン」だと強調。「各地域に分断されやすい野球において、昨夜の彼は全国レベルだった。引き続き挑戦し続け、成功してほしい」と賛辞を贈った。

 メジャー4年目で初めてリアル二刀流の破壊力を披露した大谷。歴史をつくるシーズンになる。

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