エンゼルス・大谷 渡米後初のリアル二刀流は記録ずくめ

2021年04月05日 13時45分

初回に2号ホームランを放った大谷(ロイター=USA TODAY)

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)は4日(日本時間5日)に本拠地エンゼル・スタジアムでのホワイトソックス戦にメジャー4年目で初めて「2番・投手」のリアル二刀流で出場した。4回2/3を投げ、2安打3失点(自責1)、7三振5四球1暴投だった。打者では1回に先制の2号ソロを放ち、3打数1安打1打点だった。DH制を解除したリアル二刀流の出場もすごいが記録ずくめの一日だった。

 球団によると、ア・リーグで先発投手のリアル二刀流出場は1973年のDH制導入後、2009年のレイズによるオーダーミス以外は例がないという。公式戦で「2番・投手」で先発して他の守備位置に就かなかったのは、1903年のジャック・ダンリービー(カージナルス)以来だ。

 エンゼルスの投手で本塁打を放ったのは1972年9月8日のホワイトソックス戦のクライド・ライト以来だ。1973年のDH制導入後、ア・リーグの投手が、ア・リーグのチーム相手に本塁打を放ったのは初だ。

 3回二死二塁で2番イートンを遊ゴロに打ち取ったカウント1―2からの5球目のフォーシームは101・1マイル(約162・7キロ)を計測。メジャー移籍後の自己最速タイだ。また、今季の先発投手が投げたフォーシームで最速だった。

 今季2号の飛距離451フィート(約137・4メートル)は自己最長。打球速度115・4マイルはトラウトが18年6月11日にマークした115マイル(約185・1キロ)の球団記録を更新し、同時に今季の全本塁打の最速だった。

 この一発でメジャー通算49号となり、城島健司(マリナーズ)を抜いて日本選手単独3位だ。

 大谷は今後も記録を塗り替えていく。

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