駆け込みトレードでイチローの出番激減へ

2014年08月01日 10時30分

【マサチューセッツ州ボストン31日(日本時間1日)発】メジャーはウエーバーを経ないトレード期限を迎えたが、米メディアから移籍候補に挙げられていたレッドソックスの上原浩治投手(39)をはじめ、日本人選手のトレードはなかった。ただ、駆け込みトレードが相次いだ。

 昨季のワールドシリーズ覇者から一転、ア・リーグ東地区最下位に沈んでいるレッドソックスは多くの主力を放出した。エース左腕・レスターと勝負強い打撃が持ち味のゴームズ外野手をアスレチックスへ。右腕・ラッキーはカージナルスへ移り中継ぎ左腕・ミラーはオリオールズ、ドルー内野手はヤンキースへ移籍する。代わりにアスレチックスからキューバ出身で球宴前日に行われる本塁打競争で現在、2連覇中のセスペデス外野手、カージナルスから強打者のクレイグ内野手らを獲得。

 ポストシーズン進出を目指すヤンキースはドルーに加え、ダイヤモンドバックスからプラード内野手を獲得。プラードは二塁と三塁が本職だが、左翼を252試合守っている。トレードの正式発表後に電話会見を行ったキャッシュマンGMは「外野での起用を考えている。右翼ができるかどうか見極めたい」と話した。現在、打率2割6分9厘と不振のイチローの出番は大幅に減りそうだ。タイガースは2012年にサイ・ヤング賞に輝いた左腕・プライスをレイズから獲得した。プライスの移籍には3球団が絡み、タイガースからはジャクソン外野手がマリナーズへ。タイガースの左腕・スマイリーとマリナーズのフランクリン内野手がレイズに移籍した。