【ニューヨーク29日(日本時間30日)発】右肘靱帯の部分断裂で戦線離脱中のヤンキースの田中将大投手(25)が“メジャーで一番チケットが売れる投手”の称号を手にした。世界最大の経済新聞「ウォールストリート・ジャーナル」(電子版)が認定した。

 同記事では米大手チケット売買サイト「スタブハブ」でのチケット売り上げを元に、主な投手のホームゲームでの登板日のチケット売り上げを計算。その結果、今季ここまで9試合あった田中の登板日は、他の投手が先発したホームゲームより73%も売り上げが増加していると報じた。

 各チームともホームでのエース登板日はチケット売り上げが跳ね上がる傾向にあるが、田中はメジャーを代表する投手を抑えてナンバーワン。ちなみに2位がタイガースのバーランダーの69%増で、3位はカブスからアスレチックスに移籍したサマージャの68%だ。

 14日(同15日)にPRP注射を受けた田中は3週間の患部の絶対安静を言い渡されている。この日もヤンキー・スタジアムで下半身のトレーニングで汗を流した。