大谷が10戦連続安打 修正力を発揮し苦手投手を“攻略”

2021年03月24日 11時00分

3回、中前打を放つ大谷(ロイター=USA TODAY)

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)は23日(日本時間24日)にアリゾナ州サプライズで行われたレンジャーズとのオープン戦に「1番・DH」で出場し、3回に中前打を放ち、10試合連続安打をマーク。3打数1安打1盗塁だった。6回に代打を送られた。チームは4―6で敗れた。

 修正力を発揮したのは1―2の3回一死二塁の2打席目だった。相手先発は右腕ライルス。昨年8月7日の初対戦では空振り三振、見逃し三振、右飛で3打数無安打と完璧に封じられた。初回先頭も内角低めのナックルカーブに空振り三振だった。

 初球は外角にナックルカーブ。引き付けて強打すると痛烈なゴロは遊撃手の差し出したグラブをあざ笑うように中前に抜けた。打球が速かったため、二塁走者は三塁でストップ。打点を稼ぐことはできなかった。

 二死後、3番ウオルシュの2球目、けん制を受けたものの、モーションを盗んで楽々と二盗に成功。オープン戦2個目だ。

 1―4の5回二死無走者は2番手の左腕アラードと対戦。外角低め、内角高めと荒れ球をしっかり見極めた。フルカウントからの6球目、外角の速球を体を開かずにすくい上げると高々と上がった打球は左翼後方へ。敵地のファンからも歓声が上がったが、フェンス手前で左翼手のグラブに収まった。

 この日の中継で解説を務めたマーク・グビザ氏は「打席で独り言が言えるくらい心地良さそうだね。今年の大谷のフォーカスは本当に違う。ロックオンしているよね」と、大谷の進化に驚いていた。

 試合前には日本ハムで同僚だったレンジャーズの有原航平投手(28)と談笑するなど余裕を感じさせる大谷。4月1日(同2日)の開幕が待ち遠しい。

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