レンジャーズの有原航平投手(28)は21日(日本時間22日)にロイヤルズのマイナーとの練習試合に先発し、4回1/3を投げ、1本塁打を含む5安打3失点、1三振で4四球2死球だった。球数は74だった。

 有原は登板後のオンライン会見で「与えられたところでしっかり結果を残さなければいけないので、今日は本当に悔しい登板になりました」と振り返った。

 制球で苦しんだことを「球が滑るというか、体をうまく動かせなかったのが原因だと思う。前に突っ込んでしまっている感覚があって、しっかり腕を振ることができなかった。真っすぐ、変化球ともにキレがなかった」と反省した。

 その一方で「今日は球数をしっかり投げられたことと、あとはチェンジアップが唯一良かったかなと思います」と収穫を口にした。

 開幕までの実戦登板はあと1回の見込み。「全部の球種を使って、0点に抑えられるよう、そこにこだわってやっていきたい」と前を向いた。