マリナーズの菊池雄星投手(29)は2日(日本時間3日)にアリゾナ州ピオリアで行われたインディアンスとのオープン戦に初登板して2回を1安打1失点、3三振1四球で負け投手になった。試合は8回表で終了し、1―6で敗れた。

 降板後、「オフにやってきたことが出せた。すごく納得している」と振り返った。

 初回は空振り三振、投ゴロと簡単に二死を奪ったが3番バウアーズを歩かせた。続くネイラーに左越えに二塁打を打たれ1点を失った。

 2回は先頭ギャメルを右直で打ち取り、6番フリーマン、7番ヘッジズを連続で空振り三振に仕留めた。

 昨年3月5日以来となる観客の前での投球に「お客さんの前でプレーするのはすごく幸せ。楽しかったですね」と満足な様子。

 四球からの適時打を浴びての失点は反省材料だが、まずまずの初登板だった。