エンゼルスの大谷翔平選手は23日(日本時間24日)に今キャンプ初のライブ打撃を行った。若手投手4人を相手に計5打席立ち、20球中安打性は5本だった。大谷は練習後にオンライン会見に応じた。「一番は、軸足をしっかり使えるように。(今日は)比較的ボール、ストライクの判断もしっかりできていたかなと思いますし、5本くらいはいい当たりだった。まあ、いいボールに対してもしっかり振りに行った結果のコンタクトもしっかりできていたのかな、とは思います」と手応えを口にした。

 今オフは早い段階でライブ打撃を行った。「単純に生きた球を見た方がレベルアップにもつながりますし、逆に去年とその前は手術だったので、本来なら、日本の時から全然そういう感じで動いています」

 今年のキャンプでは昨年より右足を高く上げ、体重を軸足に乗せる新打法に取り組んでいる。

「それでゲームで打つかどうかではなくて、練習の一環としてしっかり取り入れていけるかどうかが大事かなと思っている。練習では極端にやるくらいの気持ちでやっていた方が、浅くするかどうかは意外に簡単なので、まずはしっかりと(軸足に体重が)乗っているかどうかが大事かなと思います」と説明した。

 昨季は2019年9月に手術した左ヒザの影響で軸足に体重が乗り切れずに不振に終わった。二刀流復活に失敗は繰り返さない。