米経済誌フォーブスが9日(日本時間10日)に2020シーズンで最も優れたチェンジアップを投げた投手の格付けを発表した。ツインズの前田健太投手(32)はグレードAの高評価で、トップ5入りした。

 同誌は前田が昨季一定数のチェンジアップを投げた投手で空振り率(25・9%)が最も高かったと紹介。「前田のチェンジは大きなゴロ発生器(ゴロ率55.8%)。使用率29・4%も評価した投手の中では4番目に高い頻度」と評価した。ちなみにメジャー1年目は「B」を付けていた。
 
 前田は昨季、6勝1敗、防御率2・70。WHIP(1イニングで許す走者数)はメジャー1位の0・75、被打率1割6分8厘はリーグ2位で、ア・リーグのサイ・ヤング賞で2位に入っている。

 トップの「A+」はホワイトソックスのルーカス・ジオリト投手(26)一人だった。ジオリトは昨年8月25日のパイレーツ戦でノーヒッターを達成。走者は四球の1人だけの準完全試合だった。

 他の「A」評価はホワイトソックスのダラス・カイケル投手(33)、タイガースのマット・ボイド投手(30)、カブスのカイル・ヘンドリックス投手(31)。トップ5は全員中地区というのは偶然か…。