NYタイムズ紙が田中移籍を了承した楽天に“感謝”

2014年05月30日 11時00分

 ニューヨーク・タイムズ紙は29日(日本時間30日)付で「田中が抜けた日本の球団(楽天)が苦しんでいる」との記事を掲載した。田中将大投手(25)の楽天における存在がいかに大きかったかを強調し、ヤンキース移籍を了承した同球団にニューヨーカーを代表して謝意を表している。

 まず「昨年の日本チャンピオンだった楽天が田中というベストプレーヤーを失い首位に大差をつけられている」と現状をリポート。ヤ軍でプレーしたことのある選手を取り上げ、ジョーンズ外野手は打撃不振で、ユーキリス内野手は故障していると伝えた。

 同紙は田中が古巣についての記事をインターネットで読んだり、試合をウェブで見たりしていると紹介。田中は同紙の直撃に「確かに苦戦しているが、まだこれから。挽回する時間はある。昨年もスタートは良くなかった」と答えている。

 田中は自分が抜けたから楽天が弱くなったと言えるはずもない。それを代弁したのが先輩の黒田博樹投手(39)だ。「24勝した投手を失えば、影響があって当然。僕の場合はチーム(広島)が弱かったから変わらなかったけど」と答えた。前日の時点で貯金4のヤ軍だが、田中がいなければ負け越していた可能性が高い。ヤ軍ファンは楽天の英断に感謝している。