楽天復帰の田中将大 心残りはワールドシリーズか

2021年01月29日 03時42分

楽天復帰が決まった田中

 北米プロスポーツの歴史や現在のデータや統計に関する情報を提供しているエライアス・スポーツ・ビューロー社は28日(日本時間29日)に公式ツイッターで「マサヒロ・タナカはMLBのキャリアにおいて、少なくともポストシーズンで10試合に先発登板した77人のうちの一人である。だが、彼はその中でワールドシリーズ(WS)で投げていない唯一(の投手)である」と伝えた。

 田中はポストシーズンで10試合に先発して5勝4敗、防御率3・33と大舞台で勝負強さを発揮したが17年と19年のリーグ優勝決定シリーズでともにアストロズに敗れている。

 歴代の日本人投手で、田中に次いで先発登板が多いのはレッドソックス移籍1年目の2007年に世界一に輝いた松坂大輔投手が7試合で3勝1敗、防御率4・79(WSは1試合で1勝、防御率3・38)、パドレスへ移籍したダルビッシュ有投手(34)は7試合で2勝5敗、防御率5・18(WSは2試合で2敗、防御率21・60)で2位タイと並ぶ。

 ドジャース、ヤンキースで活躍した黒田博樹氏はポストシーズンでは5試合に先発して2勝2敗、防御率3・94。しかし、田中と同じく、WS出場を果たせぬまま日本に帰国している。

 救援登板も合わせると、最多はツインズの前田健太投手で先発4試合を含む計25試合に登板して2勝1敗、防御率2・87(WSは7試合全て救援で防御率2・08)だ。2013年のWSで日本人投手初の胴上げ投手になった上原浩治氏は19試合、7セーブ、防御率3・00(WSは5試合で防御率0・00)。岡島秀樹氏は17試合、防御率2・11(WSは3試合で防御率7・36)、田沢純一投手の13試合、防御率1・23(WSは5試合で防御率0・00)、斎藤隆氏は10試合で1勝、防御率1・69となっている。

 先駆者の野茂英雄氏は1995年、96年の地区シリーズで計2試合に先発したが、いずれも5失点と奮わず、0勝2敗、防御率10・38と不本意な成績に終わっている。