【ニューヨーク14日(日本時間15日)発】ヤンキースの田中将大投手(25)が敵地シティ・フィールドでのメッツ戦に先発し、9回4安打無失点で勝ち投手になり、開幕から無傷の6連勝。2002年に石井一久(ドジャース)が作った日本人投手の初登板からの連勝記録「6」に並んだ。

 チームは前日のメッツ戦を落とし今季最多の4連敗。サブウエーシリーズも昨季から6連敗中。田中のメジャー8戦目は3連敗を止めた3日(同4日)のレイズ戦以来、今季2度目の“連敗ストッパー”の期待を背負うマウンドとなった。

初回にヒヤリとする場面があったが、無四球、8奪三振の安定した投球。打席では9回二死からメジャー初安打となる中前打を放ち、投打にわたる活躍でチームの連敗を止めた。