通算755本塁打のハンク・アーロン氏死去 トラウトらが追悼の意

2021年01月23日 08時09分

親交の深かったダイエー・王貞治監督(左=当時)を訪問したハンク・アーロン氏(1995年8月5日)

 米大リーグで1950~70年代に活躍し、歴代2位の通算755本塁打を放ったハンク・アーロンさんが22日に死去した。86歳だった。長らく所属したブレーブスが同日に発表した。

 アフリカ系米国人のアーロンさんは1954年にブレーブスで大リーグデビューを飾った。本塁打王に4度輝き、74年に不滅といわれたベーブ・ルースの通算714本塁打を塗り替えた。23年間プレーし、通算2297打点は歴代1位、3771安打は歴代3位の大打者だった。76年限りで現役を引退し、82年に米国野球殿堂入りを果たした。2007年にバリー・ボンズに抜かれるまで通算最多本塁打記録の保持者だった。

 アーロンさんはプロ野球最多の868本塁打をマークした王貞治氏と親交が深く、2人は90年から世界少年野球大会を開催するなど普及活動でも協力し合った。その功績がたたえられ、アーロンさんは2015年11月に旭日小綬章を受章した。

 アーロン氏の訃報を受け、現役のMLB選手たちも自身のSNSなどでレジェンドに哀悼の意を表した。

 エンゼルスのマイク・トラウト外野手(29)は、「あなたはフィールドの内外において卓越した方だった。我々は真のレジェンドを失った」とツイッターに投稿。ブリュワーズのクリスチャン・イエリッチ外野手(29)は「真のレジェンドの名前を冠した賞を二度も受賞できて本当に光栄です。ハンクは老若男女を問わず多くの人々に感動を与え、彼の貢献は永遠に記憶されるでしょう」と敬意を表した。

 メッツのマーカス・ストローマン投手(29)は「安らかにお眠りください。とてもとても悲しい日です。あなたのヒロイズムに感謝いたします」とツイート。FAのトレバー・バウアー投手(30)は「野球界にとって悲しい日です。ハンクがプラスの影響を与えた人生は数限りなく、それは目標とするものです」と悲観にくれ、メッツのノア・シンダーガード投手(28)は「天国は悔しいことにロースターに一人の名前を載せました。ご冥福をお祈りいたします」と合掌の絵文字を加えて追悼した。