「田中の『緊張した』はうそだね!」

2014年05月04日 16時00分

青池奈津子がヤンキースのキーマン直撃(1)
☆イバン・ノバ投手(27)

 ヤンキース・田中将大投手(25)がメジャーデビューを飾って、約1か月。ピンストライプ軍団の面々は「マサヒロ・タナカ」を、どのように見ているのか。本紙「メジャー通信」でおなじみの青池奈津子が、5人のヤ軍キーパーソンを独占直撃。知られざるタナカ”について“特別一斉インタビュー”を敢行した。これを読めば田中が職場でどう思われているか、一発で分かります!

 ――田中と仲がいいようだね

 ノバ:タナカは素晴らしい人間だよ。とても面白い。僕は彼が大好きだ。

 ――大絶賛だ

 ノバ:タナカは、いつも笑顔だ。誰と話すのにも抵抗がない。彼のところに行って、何か聞いたとしよう。すると彼は、まず最初に笑うんだ。彼の性格なんだろうね。必ず笑ってくれるいいやつだ。

 ――田中とはマンツーマンで話すのか

 ノバ:いつも通訳のシンゴ(堀江氏)に手伝ってもらうけど、ジョークを言い合っているよ。

 ――どんな話をする

 ノバ:野球のことだったり…。僕が行くところに付いてくるもんだから「なんで付いてくるんだ?」と聞いたら「偶然だよ。僕もそっちに行こうとしたんだって」。それで大笑いしたこともあったよ。

 ――自らも外国(ドミニカ共和国)から来た経験の持ち主だが、苦労した点は

 ノバ:やっぱり言葉だね。チームメートとの会話が最初は大変だけど、僕は誰かと話すことに抵抗はなかったよ。最初だけ、少し怖かったけど慣れれば大丈夫。

 ――田中はどうか

 ノバ:彼は、いくらか英語が理解できるよ。

 ――具体的に田中は、どんな言葉を知っているか

 ノバ:う~ん、話しかけたら何かしら返ってくるよ(ここで田中に向かって)タナカサン、タナカサン!(英語で)通訳してくれ。僕が英語で言うから、彼女に日本語で話してくれ(田中が笑いながら日本語で「ふざけんなよ~」とリアクションを取る)。ね、面白いでしょ?

 ――野球は国境を越えるということだ

 ノバ:ああ。ここにいる誰も、誰がどこから来たかとか気にしていない。みんな目的を持ってここにいる。チームとして一緒に楽しむことだから。

 ――田中は登板で緊張しているように見えるか

 ノバ:ノー。彼は最初に登板したトロントで「緊張した」って言ってたけど、あれはうそだね。緊張していたはずがない。1回目で8奪三振、2回目で10奪三振だよ。“なんてこった!”だよ。

☆あおいけ・なつこ=埼玉県出身。青山学院大学卒業後、2003年に中部日本放送(CBC)にアナウンサーとして入社。06年3月末にCBCを退社後、フリーに転向。07年から渡米し、ニューヨークを拠点にメジャーリーグ取材を中心としたスポーツリポーター兼ライターとして本紙で「メジャー通信」を連載するなど幅広い活動を続けている。現在、NHKラジオ第1放送の音楽番組「ミュージックパトロール・チェキラ!」に海外エンターテインメント情報を紹介する現地リポーターとして出演中。愛称は「なっちゃん」。