田中 天皇賞はキズナ推し、人気薄の激走にも期待

2014年05月04日 09時00分

田中の本命は14番キズナ

【ニューヨーク発】5月もガチでいきます! ヤンキース・田中将大投手(25)の「無敗予想」4回目は最強ステイヤーを決める「天皇賞・春」だ。普段はデータと勝負勘を駆使して穴馬を探す田中だが、ハイレベルな激戦とあって苦悶の表情を浮かべながらの予想となった。マウンドでは絶対に見せない姿から導き出した結論とは――。

 4月は5試合に登板して3勝無敗、防御率2・27、46奪三振という抜群の成績でシーズン最初の1か月を終えた。しかし、田中に安堵の思いはみじんもない。「もう4月が終わって、5月かって感じもあります。一試合一試合来るペースが日本に比べて速く、登板間隔を長く感じることがないので、調整の部分では自分なりにやれてきているな、というのはあります」と振り返りながらも「(内容は)全然良くなかった。試合の中で修正して何とか抑えた感じ。こちらの人はみんな4月に100%ってわけでもないですし、そのなかで抑えただけなので、調子を上げてくるにつれて、僕も調子を上げてやっていければいいと思う」と表情を引き締めた。

 前回登板のエンゼルス戦では5四死球と制球を乱したが「理由は分かっている。この期間、修正しようと努力はしてきたので、それを試合で出すだけ」と課題の修正に自信。3日(日本時間4日)のレイズ戦は7回3失点で4勝目を挙げ、チームの連敗を止めた。

 このように本業では頼もしい田中も今回の天皇賞予想は…大苦戦。「このレース、結構荒れるみたいなんですよ。1番人気が必ずしも来るわけではないみたいなんで。京都の高速馬場もそうだし、距離も長いから展開も…」と長考し、一度は得意のデータ分析から穴馬を探したが、最終的には(14)キズナ、(8)ゴールドシップ、(12)ウインバリアシオンの人気馬3頭が絶対的な能力を発揮して堅い決着になると判断した。

「バンデが除外になったんですよね。ハナ切って引っ張っていくタイプの馬やったんですけど、それがいなくなったことで展開がスローになる。そうなると直線までゴチャゴチャして、最後は瞬発力とか、そういうものを持つ馬が勝つんちゃうかなということで」と、瞬発力勝負になると読んで本命はキズナ。

 そして、対抗はゴールドシップ。「(京都の)高速馬場はやっぱり苦しむとは思うんですけど、前走の阪神大賞典に勝って立て直してきているし、能力はやはり上位」。ウインバリアシオンは能力に加え、前走・日経賞での勝利、そしてステイヤータイプの多い「ハーツクライ産駒」であることを理由に挙げた。

 上位3頭の決着が濃厚とみる田中だが、それだけでは面白くないと穴馬に指名したのが(5)レッドカドー、(10)フェイムゲーム、(18)デスペラードの3頭。

 レッドカドーは昨年このレース3着の経験からの上積みに注目。そして「フェイムゲームはハーツクライ産駒ですし、3400(メートル)のダイヤモンドSを勝っている。展開(頼み)だとは思いますけど、距離は大丈夫。これも4歳ですし、成長力あるんで絡んでくればおいしいなと。デスペラードは前走(京都記念)は逃げ切り勝ち。今まで逃げたことがなかったんで競馬に幅が出たという面で楽しみ。(馬券に)絡む要素はある」と人気薄の激走に期待した。

 田中の「天皇賞・春」の結論は◎キズナ、○ゴールドシップ、▲ウインバリアシオン、△レッドカドー、△フェイムゲーム、△デスペラード。馬券は3連単フォーメーションでキズナを1着に固定し、2着欄にはゴールドシップ、ウインバリアシオン。3着欄に印を打ったキズナ以外の5頭に流す8点勝負。5月最初のガチ予想。果たして結果は――。