ヤンキースがサイ・ヤング賞右腕と合意 田中の日本球界復帰の可能性高まる?

2021年01月16日 12時31分

日本復帰の可能性が高まった田中

 ヤンキースが、レンジャーズからFAになっていたサイ・ヤング賞2度の右腕、コリー・クルバー投手(34)と1年1100万ドル(約11億4200万円)で合意したことが15日(日本時間16日)に分かった。米スポーツ専門局ESPN(電子版)などが一斉に報じた。

 クルバーは2011年にインディアンスでメジャーデビューして通算98勝58敗。14年と17年にサイ・ヤング賞を獲得している。19年5月1日のマーリンズ戦で打球が右腕を直撃して骨折。レンジャーズに移籍した20年は復帰1戦目の1回に右肩大円筋を損傷して負傷者リスト入りし、シーズンを終えた。

 13日(同14日)に投球練習を公開し、約25球団のスカウトらに状態をアピールしていた。

 ヤンキースは15日にFAになったDJ・ラメーヒュー内野手(32)と6年9000万ドル(約93億4000万円)で合意。ラメーヒューの平均年俸を1500万ドル(約15億6000万円)に抑えることができ、ぜいたく税の課税対象となる2億1000万ドル(約218億円)まで約2000万ドル(約20億8000万円)ほど残った。

 これにより、同じくFAになった田中将大投手(32)との再契約の可能性が出てきたと思われたが、クルバーとの合意で暗転。米大リーグ機構公式サイトは「田中との再契約の扉は閉まったのか?」と、残留の可能性が低くなったと伝えた。

 田中の去就についてはこのところ、「ヤンキース残留の可能性は低い」「パドレスが調査」「日本復帰」など、移籍前提で報じられていた。ラメーヒューと再契約し、クルバーとも合意したことで、田中の日本復帰が一層現実味を帯びてきた。