MLBコミッショナーが通常のシーズン実施を通達

2021年01月13日 11時00分

マンフレッド・コミッショナー(ロイター=USA TODAY)

 米大リーグ機構(MLB)のロブ・マンフレッド・コミッショナーは11日(日本時間12日)にメジャー30球団に対して予定通りに2月にキャンプを開始し、レギュラーシーズンは4月1日(同2日)に開幕し、通常の162試合実施で準備するよう通達した。

 MLBは選手やファンらが新型コロナウイルスのワクチンを接種する必要があるためにシーズン開幕を1か月遅らせたいとの意向を示していたが、選手会は昨季は試合数に比例して年俸が減額されたため、162試合制による年俸の満額支給以外は受け付けないと断固拒否していた。MLBが歩み寄った格好だ。

 また、ロサンゼルス・タイムズ紙は11日に「MLBは今季が有観客で開催する場合、入場する観客に対して新型コロナウイルスのワクチン接種や、陰性であったことを示す検査結果を義務付けない方針だ」と報じた。

 MLBから各球団宛てのメモを入手した同紙は「検査が数日前に行われていた場合、その検査結果は実用的ではないことや、ワクチンの生産や流通が不確かな環境にあることから義務化しない」と説明。その上で「だが、チームは地元自治体のガイドラインやルールなどに沿って、ファンに対して入場時に体温検査を実施することや、ワクチン接種を行った証明書の提出を要求する権限を持つことになる」と指摘した。“普通”の野球は戻ってくるか。