オリックスに火をつけた星野監督の“見下し発言”

2014年04月28日 16時00分

殊勲打の安達(左から2人目)は平野佳(右)と勝利のタッチ

 オリックスが27日の楽天戦(ほっともっとフィールド神戸)に4―1で快勝。3連勝で貯金を9まで積み上げ、首位を堅守した。何より楽天戦は今季負けなしの6連勝。昨季7勝16敗1分けとカモにされていたのとは大違い。この日は先発のルーキー吉田一が6回3安打1失点の好投で2勝目を挙げれば、打線は3試合連続の2桁安打と、天敵相手に立場逆転の圧倒ぶりだ。

 

 4回に逆転の左前適時打を放った安達には発奮材料があった。打線が則本をKOした25日に敵将・星野監督が吐き捨てた「1割打者にカンカン打たれた」との言葉だ。その時の打率1割台は捕手の伊藤と安達だけ。見下された安達は見事に結果でやり返し「僕に打たれるのは痛いんじゃないか。あんまりそういうことを言わない方がいいんじゃないですかね」とニンマリだ。チーム関係者も星野発言に「別にそれを言わなくてもよかったと思う。だいたい向こうの4番打者(ジョーンズ)だって打率1割(1割7分2厘)でしょ?」と“上から目線”で言い返した。

 

 他にも「田中(現ヤンキース)が抜けて投手と野手の信頼関係があまり見えなくなった。田中がいた時はもっと粘り強い試合をしていたし、うちにとっては怖いチームだった」「マギーが抜けて一発の怖さがなくなった。投打のバランスが悪くなった」などと日本一軍団をばっさりだ。

 

「年が変わればチームも変わる。今年は楽天に倍返しだね」(チーム関係者)と勢いづくオリックス。くみしやすしとなっても攻撃の手を緩めるつもりはない。