5割逆戻りの“主犯”カブレラの特権没収

2014年04月21日 10時55分

7四死球と大乱調のカブレラ(中)

<巨人6-4中日 20日>

 巨人に敗れた中日は勝率5割に逆戻り。戦犯は3回6失点で今季初黒星を喫したダニエル・カブレラ投手(32)だ。


 来日2年目で初の中4日登板ながら、自己ワーストの7四死球と大乱調だったカブレラは「今日はコントロールも悪く、球も走らず、何もできなかった。年に1~2回はこういう全然ダメな日がある」とポツリ。既に3勝を挙げているが、友利投手コーチも「昨日(延長戦で勝利した19日)の勝ちが吹っ飛んだ。あれではゲームにならない。後味が悪いよ」とあきれるばかりだ。


 そんな背信投球のカブレラに対し、独自調整法の“召し上げ指令”が出ている。ホーム試合で先発する際のカブレラは、試合開始わずか2時間前に球場入りし、チームメートとのグラウンドでの練習には参加しない。ブルペン投球を開始するのも試合開始直前の約10分前から30分前の間。メジャー時代からの独自調整法のため、昨季から首脳陣も容認してきた。


 しかし、チーム関係者は「マー君(ヤンキース・田中)のように開幕24連勝ぐらいの成績を残すならまだしも、今日のような気の抜けた投球をされたらチームの士気にもかかわる。年に1~2回でもこんな投球は困る。他の選手の手前もあるし、好き勝手にやらせるのは印象が良くない。こんな投球が続くようなら自己流調整はやめさせるべき」と警告。理解者だった森ヘッドコーチまでも「好きにやらせているのに、あんなんじゃあ使えない」とおかんむりだ。

 

 依然として山井と並ぶチームの勝ち頭だが、風当たりは強くなる一方だ。