ニューヨーク・ポスト紙(電子版)は2日(日本時間3日)、FAの田中将大投手(32)がヤンキースか日本かの選択肢以外考えていないといった米メディアの報道を自身のツイッターで否定したことを報じ、その上でメッツとの契約も検討するだろうとの持論を展開した。田中は「この段階では、来季プレーしたいチームを限定しておらず、自分に興味を持ってくださる全ての球団の中から考えています」とツイートしていた。

 また同紙は田中が日本時間1日にラジオ番組に出演して日本復帰について「ゼロではないですよ」と語ったことも伝え、「ヤンキースで7年間の成功を収めた田中が、2021年は日本に戻って投げることもありえる」とリポート。ただ、その後の本人のツイッター投稿により、ヤンキース以外のメジャー球団にも契約のチャンスはあるとの考えを示した。

 そして「田中と家族はニューヨークを楽しんでいると信じられている。なので先発ローテーションを強化しようとしているメッツとの契約は選択肢になるだろう」と主張。ヤンキースと同じくニューヨークに本拠地を置くメッツに田中獲得を再プッシュした。