米球界も注目 マエケンの悩ましい登録抹消問題

2014年04月14日 16時00分

 先発した12日の中日戦(マツダ)で右ヒジの張りを訴え、5回で降板した広島のエース・前田健太(26)は同カードが雨天中止となった13日、本拠地で治療に専念した。

 

「上腕三頭筋付着部炎」と診断された患部について野口チーフトレーナーは「感覚や曲げ伸ばしの感じでは昨日よりも(張りは)軽くなっている」と話し、山内投手コーチは出場選手登録を外すかどうかについて「(外さない)可能性を求めていく」と発言。2~3日、回復具合を見ながら中7日での20日のDeNA戦(横浜)先発を目指していく予定だが、周囲からは登録抹消を勧める声が出ている。

 

「去年も同じような箇所に張りが出た。無理して、さらに悪化してしまってシーズンの正念場でいなくなってしまってはまずい」(チーム関係者)。まだシーズンは始まったばかり。23年ぶりのリーグ制覇に向けて終盤にフル回転してもらうためにも、今はまず完治を優先してほしいというのだ。

 

 将来のメジャー挑戦を希望するマエケンは米球界にとっても、ヤンキース・田中に続く注目株。こちらも“右ヒジ問題”を無視できるわけがない。「前田を狙っている球団は当然、今回の件を調査しますよ。もしもポスティングにかかるなら最大の20億円は確実の投手なんだからね。まあ、これくらいの張りなら問題ないと思うが、もし、ここから状態が上がらなければ、いろいろ考える球団も出てくるだろう」(メジャー関係者)

 

 日本球界の宝のアクシデント。「頑張って治します」と話したマエケンを周囲は固唾をのんで見守っている。