ヤンキースのエース、ゲリット・コール投手(30)が17日(日本時間18日)、YESネットワークのインタービュー番組に出演し、FAとなっている田中将大投手(32)との関係などについて語った。コールは昨オフにFAとなり、MLB投手史上最高額の9年総額3億2400万㌦(約335億円)でヤンキース入りした。

 コールと田中は今オフに夫婦そろってすしを食べに行き、親睦を深めたという。司会者から田中の去就について聞かれると「何の知識も持ち合わせていないよ」。会食した際もFAの話はしなかったようで「僕らはすしを楽しんだだけ。シーズン中に外出するのは(新型コロナ禍で)不可能だったから、マサが日本へ戻る前に一緒に出かけたんだ」と笑顔で話した。

 今オフのFA市場の動きは鈍い。コールは「僕ら選手はオフを楽しんでいるところ。ビジネスの話はあまりしないな。しかし、年が明ければ(FAの)動きは活発になるはず。彼がどうするのか見守りたい。なぜなら彼は僕のグッドフレンドになったからね」と田中の動向を気にかけていた。