野球解説者の野村克也氏(78)が3日、都内で行われた、地下アイドル「仮面女子」のライブに乱入した。

 捕手出身のノムさんは、キャッチャーマスク=仮面つながりでゲスト出演。メジャー初登板を控える教え子のヤンキース田中将大投手(25)について「岩隈や黒田が先にメジャーで通用しているから大丈夫」と太鼓判押す。

 続けて昨年、楽天を日本一に導いた星野仙一監督(67)について「すごいから。いいとこばっかり持っていって。またやられた。阪神の時は金本知憲(46)、今度はメジャーのバリバリ(ユーキリス=35)を補強して。楽天も相当、カネをかけたはず。もう、うまいから」とイヤミ口撃をかますと「今は優勝がカネで買える時代」と球界を批判した。

 途中、沙知代夫人(82)が作詞した持ち歌「女房よ…」を披露すると、仮面女子に「AKBに負けとられんやろ! 国民的アイドルになるという夢を持ち、コツコツ努力を重ねれば必ず実る。努力は裏切らない」と親身にアドバイスを送った。

 ところが…。その後にメンバーが次々とノムさんにキスをねだると、鼻の下が伸び「サッチーがおるから、内緒で愛人を探してるのよ。かわいいねえ、愛人になってくれる?」などと口説き始めた。

 こうなると止まらない。「定期健診で主治医に『ホルモンのバランスが崩れているので、できるだけ若い女の子のそばにいなさい』と言われた。今日はいっぱいホルモンもらったよ。長生きしてりゃいいことがある」などと上機嫌で語ると、ついには「おこづかい(愛人手当)に全財産あげていいよ」ともらす始末。沙知代夫人にバレたら、どうなることやら…。