米スポーツサイトのアスレチックやCBSスポーツ(電子版)などが7日(日本時間8日)に来季のナ・リーグは通常通りにDH制を採用しない方針であると伝えている。コロナ禍で開幕した今季、特例としてレギュラーシーズンを無観客の60試合制、両リーグのDH制、ベンチ入り枠が予定より2人増の28人などを実施した。来季も継続するかどうか注目されていた。
第一報を伝えたアスレチックによると、米大リーグ機構(MLB)は先週、各球団に2021年のナ・リーグはDHを使わないという前提で(オフの補強などを)進めるよう連絡したという。ただし、「MLBと選手会が(ナ・リーグもDH制を行うという)正反対の合意に達したとしても誰も文句は言わないだろう」と付け加えた。
来季は2月中旬からキャンプをスタートし、4月1日(同2日)に162試合制のレギュラーシーズンが開幕する予定だが、新型コロナウイルスの感染状況によっては変更される可能性は高い。どうなるか。