米大リーグ機構(MLB)が7日(日本時間8日)にポスティングシステムによりメジャー移籍を目指す巨人の菅野智之投手

(31)が契約可能選手となったと発表したことを受け、複数の米メディアが相次いで〝日本人新人右腕〟についての情報を速報した。

 米スポーツ専門局ESPN(電子版)は「2017年WBC準決勝の米国戦に先発して6回3安打1失点6三振1四球だったが、試合は米国が2―1で勝った」と菅野がメジャーリーガーを相手に好投したことを伝えた。当時の米チームにはイエリチ(ブルワーズ)やアレナド(ロッキーズ)など好打者が揃っていた。

 米メディアのスポーティング・ニューズは「田中将大がヤンキースに来て以来の日本人好投手。スライダーがベストピッチ。先発2番手から4番手を務められる」とリポートした。

 各球団と菅野との交渉期限は米東部時間の来年1月7日午後5時(同8日午前7時)までとなっている。