米スポーツサイトのブリーチャー・リポートは2日(日本時間3日)に「チームを変えるのは愚かと言えるFA選手」というタイトルの特集記事を掲載し、ヤンキースからFAとなった田中将大投手(32)ら投手4人、野手4人、計8人をピックアップした。

 田中をトップ画像に起用。残留すべき理由として2014年にヤンキースと結んだ総額1億5500万ドル(163億円=当時)の7年契約を終えたこと、20年シーズンはエースのコールに次ぐ先発2番手として10試合に先発して防御率3・56と理想的な存在であることを証明したことから、「両者が別れてしまうとは考えにくい」とした。

 また、今季ア・リーグの首位打者を獲得したDJ・ラメーヒュー内野手(32)も、ヤンキースと再契約すべきとした。なぜなら19年からの2シーズンで放った83長打(二塁打43、三塁打4、本塁打36)中43本が右翼方向と紹介。特に36本塁打中19本が右方向で、うち16発は(右翼が狭い)ヤンキー・スタジアムで放っていると指摘した。

 田中とラメーヒューについては多くの米メディアが再契約を予想している。決断が注目される。