巨人が菅野智之投手(31)のポスティングシステムでのメジャー移籍を容認したとの日本での報道を受け、米国のファンは大盛り上がりだ。26日(日本時間27日)も期待の声がSNS上で広がり続けている。きっかけはMLBネットワークのジョン・モロシ記者が25日(同26日)に自身のツイッターでの速報だ。

 モロシ記者が「トモユキ・スガノが2週間以内にポスティングを申請する見込みだと情報筋が話している。MLB複数球団はこの動きに備えて何年も前から彼をスカウティングしてきた」と投稿したところ、ファンが一斉に反応した。

 あるファンが「彼はどんな投手なんだ?」と投げ掛けると日本球界通のファンが「2017年のWBCで活躍した。どんな重圧にも対処できる」「エリートクラスの制球力がある」「見るに値すべき投手だ」と続々返信。「しばらく日本人選手がいないメッツが取るべきだ」「カブスに欲しい」「ホワイトソックスのローテに組み込め」「ヤンキースにうってつけだ」と各球団ファンが勝手に名乗りを上げた。

 ただ、14年のシーズン終盤に故障した右ヒジの靱帯や昨年の腰痛を不安視するファンも存在する。

 今オフのFA市場では先発投手に昨年ヤンキースと9年総額3億2400万ドル(約338億円)の超大型契約をしたゲリット・コールのような超大物は不在。菅野争奪戦が勃発するのは確実だ。