【MLB】ヤンキース・ブーン監督 捕手サンチェスを擁護したのはトレード対策か

2020年11月26日 10時29分

サンチェス㊧の去就が注目されている(ロイター)

 米メディアの多くがヤンキースが今オフにやるべきことの一つに「大不振を極めたゲイリー・サンチェス捕手(27)の処遇をどうするべきか」を挙げている。アーロン・ブーン監督はテレビのインタビューで「メディアが不公平な批判をしている。いくつかの点でうまくやったことを見ていない」とサンチェスを擁護した。

 これに対して複数のメディアは25日(日本時間26日)に指揮官の発言に異を唱えた。今季のサンチェスは49試合に出場して打率1割5分7厘、10本塁打、24打点、64三振とふるわなかった。守備に関しても捕手で最多の6失策、5捕逸を喫した。エースのゲリット・コール投手(30)から駄目出しされ、ポストシーズンでは7試合のうち先発マスクは2試合のみだった。

 ニューヨーク・ポスト紙(電子版)はヤンキースの試合を実況するマイケル・ケイ氏がESPNラジオの番組で「アーロン(ブーン監督)は私のアドバイスを聞かないだろうが、あえて忠告する。だれが見ても今季のサンチェスはひどいものだった」と語ったコメントを引用。「球団がトレードで放出するか、さもなければFAにさせるかといったうわさが出ている」と賛同した。

 また、CBSスポーツ(電子版)は「ブーン監督のサンチェス擁護は興味深い時期に行われた。トレード価値を維持するために発言した可能性がある。ヤンキースは捕手のアップグレード化を計画している」との考えを示し、指揮官のメディア批判に異議。「資金のない球団にとってサンチェスは魅力的なターゲットになるかもしれない」と指摘した。