
カブスは23日(日本時間24日)にジェド・ホイヤー球団社長兼編成本部長(46)と2025年までの5年間、契約延長に合意したと発表した。先日、退任したセオ・エプスタイン氏の後任として就任した。
ホイヤー氏は02年から09年までレッドソックスで選手育成、スカウト、GM補佐などを歴任し、10年にパドレスのGMに就任。しかし11年、カブスの球団社長となったエプスタイン氏に引き抜かれGMに就任。チーム再建に着手し、16年に108年ぶりのワールドシリーズ制覇を成し遂げた。
カブスは今季、ダルビッシュ有投手(34)がナ・リーグのサイ・ヤング賞の記者投票で2位に入り、右腕ミルズがノーヒッター達成という明るいニュースがあった一方、チームは貯金8で地区優勝したものの、ワイルドカードシリーズでマーリンズに敗退するなど、攻撃陣を中心とした来季への課題は少なくない。
現在、主力内野手のブライアント、バエズを絡めたトレードも噂されており、ホイヤー氏の再生プランが注目されている。
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