米CSBスポーツ(電子版)は18日(日本時間19日)に「MLBのトップ10FAがどこに着地するか」と題し、同サイト記者5人がFAの注目選手が来季どのチームでプレーするか予想した。ヤンキースからFAになったランキング9位の田中将大投手(32)についてはヤンキース4票、メッツ1票だった。

 今オフのFA市場は超大物こそ不在なものの、ランキング上位の選手はチームに際立った変化をもたらすことのできる人材が揃っていると同サイトは分析。FA解禁直後に同サイトが発表したランキングで田中は10位だったが、9位のマーカス・ストローマン投手(29)がメッツと再契約したため、1ランクアップ。投手では2位となっている。

 ランク1位のジョージ・スプリンガー外野手(31)は5人全員がアストロズとの再契約はないと予想し、メッツ2票の他はジャイアンツ、ホワイトソックス、レッドソックスと意見が分かれた。同2位のJT・リアルミュート捕手(29)はフィリーズ残留に2票、メッツに2票、ナショナルズに1票だった。

 また、投手で同1位、全体で同3位のトレバー・バウアー投手(29)はエンゼルス3票、パドレス2票。田中の同僚だった同4位のDJ・ラメーヒュー内野手(32)については5人全員が「ヤンキース残留」だ。

 FA市場は今のところ停滞しているが、米国感謝祭(26日=同27日)の連休明けから動きが見えてくるだろう。