ヤンキースのマイナー4球団削減に1A球団オーナーが激怒

2020年11月10日 09時08分

 ヤンキースが唐突に発表した傘下マイナー球団削減に1A球団スタテンアイランド・ヤンキースのウィル・スミス・オーナーが9日(日本時間10日)に怒りの声明文を発表した。

 ヤンキースは7日(同8日)に傘下マイナー10球団を6球団に削減すると発表。スタテンアイランド・ヤンキースは対象となった。

 スミス・オーナーは声明文で「スタテンアイランド・ヤンキースはこの22年間、ヤンキースの若手選手育成に尽力し、スタテン島のファンらに手頃な価格でエンターテインメントを提供してきました。米大リーグ機構(MLB)とヤンキースの求める水準、ニューヨーク市の協力もしっかりと確保しながら球場のアップグレードを行ってきました」とこれまでの取り組みを説明。

 その上で「しかしながら、MLBとヤンキースは共に我々と協議しない選択をし、我々は最終判断を知らされておらず、ヤンキースのSNSでの声明文を見て初めて(契約打ち切りを)知りました。この週末の間に起きたことにショックを受けており、我々組織に起こったことは許しがたいと感じています」と怒りをあらわにした。

 スタテンアイランド・ヤンキースはマンハッタンからフェリーで約30分で行けるスタテン島の観光名所の1つでもあり、外野から一望できるマンハッタンは絶景だ。

 今季のマイナーは新型コロナウイルスの感染拡大の影響でシーズン中止。球団の削減も噂されていたが、スミス・オーナーは突然の決定に納得がいかないようだ。同じく削減が決まった2Aのトレントン・サンダーも「ヤンキースは最後に約束を裏切った」と憤慨している。

 ヤンキースは2Aを新たにニュージャージー州サマセット郡に、1Aをニューヨーク州ハドソンバレーに移すと発表している。

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