【フロリダ州タンパ23日(日本時間24日)発】ヤンキースで臨時コーチを務める松井秀喜氏(39)が、昨年メジャーでプレーした捕手・ロマインとマイナーの選手2人に約15分で112球投げた。前日は室内練習場だったが、この日は青空の下だった。打者に気持ち良くスイングさせる一方で、ボール球を投げて「あっゴメン」「おっと」と日本語で声を上げる場面が何度もあった。それでもロマインが柵越えするなど、ボールそのものは打ちやすかったようだ。

 この光景を見ていたのは外野で球拾いしていたイチロー外野手(40)だ。初めて見た打撃投手・松井氏について「いいんじゃない。昔キャッチボールしたときもいい球を投げていたから」と太鼓判を押した。