米スポーツ専門局ESPN(電子版)は30日(日本時間31日)、今季最終戦終了から4分後にビリー・エプラーGMを解任したエンゼルスが、少なくとも7人の新GM候補と面談を行うことになると報じた。

 リストに入っているのは、アスレチックスのGM補佐選手人事主任のビリー・オーウェンズ氏、パドレスの選手人事主任のローガン・ホワイト氏、ナショナルズのGM特別補佐ダン・ジェニング氏、ジョー・マドン監督とは旧知の仲となるカブスの上級副社長兼選手人事主任のジェイソン・マクリオド氏、マーリンズの前編成本部長のマイケル・ヒル氏、そしてダイヤモンドバックスの上級副社長兼GM補佐の2人、サミエル・ソウデー氏とジャレッド・ポーター氏だ。

 エンゼルスが新GMに求めることはいたってシンプル。2014年を最後に逃しているポストシーズン進出を果たすためのチーム作り、FAやトレードなどの補強、ドラフト戦略から始まる育成を形にする手腕だ。また、大谷翔平投手(26)の二刀流起用にはGMの考えも反映される。人選は簡単ではない。