【ニューヨーク10日(日本時間11日)発】ヤンキース入りする田中将大投手(25)が前日にチャーター機でニューヨーク入りしたことを、ニューヨークの地元紙も大きく伝えている。ニューヨーク・ポスト(電子版)は「ヤンキースのタナカ、ニューヨークへのフライトに19万5000ドル(約2000万円)を払う」、ニューヨーク・デーリー・ニューズ(電子版)も「タナカ、日本からニューヨークへのフライトに19万5000ドルを使う」との見出しを付け、いずれもチャーターしたボーイング787の写真をデカデカと掲載し、搭乗したのは田中と夫人の里田まい(29)、茶色のトイプードル1匹、関係者3人と報じた。

 ニューヨーク・デーリー・ニューズ(同)はチャーター機を手配した理由を「ベストな状態でキャンプに入れるようにするため」と関係者が明かしたことに触れ、出発前の成田空港で田中が「(チャーター機は)ヤンキースが用意したものではない」と話したことも紹介した。自身のコンディションや同行者への配慮、50個近いダンボール箱など大量の荷物の輸送を考慮すると、約2000万円の投資も決して高いものではない。