イチロー獲得尽力のマーリンズ・ヒル編成本部長が退任 ジーター氏が明かす

2020年10月19日 10時52分

ヒル編成部長(右)は2015年、イチローのマーリンズ入りに尽力した

 マーリンズのマイケル・ヒル編成本部長が今季限りで退任となったことが分かった。AP通信など複数の米メディアが18日(日本時間19日)に共同オーナーのデレク・ジーター氏が明かしたと伝えている。

 ヒル氏がマーリンズのフロント・オフィスに入ったのは2002年。GM、編成本部長を務めた、14年にジアンカルロ・スタントン外野手(現ヤンキース)と「13年総額3億2500万ドル(約342億円)という、当時の北米プロスポーツ史上最高額の契約を結んで驚かせた。15年1月にマリナーズ会長特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏の獲得に尽力した。

 マーリンズの拡大路線の中核を担ってきたが、ジーター氏ら現オーナー陣の方針により、ここ数年は主力野手のイエリチ(現ブルワーズ)やオズナ(現ブレーブス)、捕手のリアルミュート(現フィリーズ)らを積極的に放出して人件費を圧縮。今季の総年俸はメジャー27位だ。

 再建中のマーリンズは今季31勝29敗で地区2位に入り、17年ぶりにポストシーズンに進出。ワイルドカードシリーズでカブスを2連勝で下したものの、地区シリーズではブレーブスに3連敗で敗退している。