昨年12月にブルージェイズとマイナー契約した川崎宗則内野手(32)が29日、ほっともっとフィールド神戸でのヤンキース・イチローの自主トレに再合流した。2人の“合体トレ”は約2か月ぶり。

 川崎は高校球児ばりの白い帽子とユニホーム姿で室内練習場に登場した。それを見つけたイチローが、そのユニホームの胸の部分に「宗」と書き込んで盛り上がるなど、明るいムード一色だった。

 川崎はトレーニングで大ハッスルでイチローと“高速キャッチボール”を終えると打撃練習、守備練習と精力的にこなした。途中で逆立ちや柔道ばりの前転受け身まで披露するなどノリノリ。夕方からはナイター照明の下、グラウンドに移動してスタッフ全員とベースランニングを開始。憧れの人でもあるイチローとの久々の“合体”を喜んでか、約2時間半にわたってハイテンションで汗を流した。